移籍して感じた若い選手の高い意識
黒羽根さんが移籍した17年は、日本一になった翌年。当時すでに主力だった若い選手たちの姿勢を見て感じたことがあったという。
「一緒にやっていた(西川)遥輝や中島(卓也)といった選手もまだ20代前半から中盤でしたけれども、精神年齢がものすごく高いです。それこそ(大谷)翔平もそうですが、自分のやるべきことを分かっていて、それを黙々とやっているんです。
アドバイスに真摯に向き合いながら不要な雑音には反応しない。自分を理解している選手が多かったので、優勝して常にAクラス入りもしていたのは納得でしたね」

個々の選手の意識の高さに加えて、チーム全体の雰囲気においても強さの要因を垣間見ていた。あの選手を例に挙げてくれた。
「嫌なものは嫌ですと、面と向かってみんなが言い合えるなど風通しがすごくいいんです。もちろん冗談混じりですけども『(杉谷)拳士さんのことマジ嫌いなんで帰ってくださいよ』って言った後に『じゃあ飯行きましょ!』って一緒に行くとかオープンに話してて面白かったですよ(笑)」