「来年春のキャンプは一軍に呼ぶからと言われた45分後に…」元横浜ベイスターズ・内藤雄太さん 翌年への期待から落ちたどん底、そして第二のステージへ

新たなフィールドは野球用具の販売

現役を引退した内藤さんはその後、スポーツ専門店「スポーツオーソリティ」に勤めることになった。入社したきっかけについて語った。

「スポーツオーソリティさんが販売の他にも野球の普及活動をされているということで、知り合いの方にご紹介いただきました。いきなり野球から完全に離れるのは不安でしたので、野球に関わりながらの仕事ができるということでお世話になることを決めました」

球界から離れて新たな挑戦を選んだ

球団からは職員としてのオファーもあったが、あえて球界から離れる選択肢を選んだ。その意図を明かした。

「これまで野球しかやってこなかったですし、世の中を知らなかった。まずアルバイトもしたこともない身なので、野球以外の世界を知りたいと思って飛び込んでいきましたね。なので球界を離れる抵抗は全くなかったです」

内藤さんが担当したのは、主に販売の仕事。野球コーナーで実際に売り場に立ち用具の使い方をアドバイスしたり、商品の実演販売など店舗に立ってお客様と接する役目を担った。

店舗は横浜市内の3店舗を回っており、現役時代を知るファンの方も内藤さんに会いたいとお店に来ることは日常茶飯事。

たくさんの方と接する機会があり、「楽しくやらせてもらっていました」とスポーツオーソリティ時代を振り返った。ここでは約2年間勤め、

「お客様と接する中で、皆さんがどんなものを求めているのかや、商品が作られていく過程を知ることができましたので、ここでも勉強になりました」

と語った。そして16年、現職であるカシマヤ製作所へとフィールドが移っていく。

つづく

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